日常生活で使える映画慣用句集

日常生活で便利に使える映画の名セリフを紹介していきます。ただし、あまり真面目に読み過ぎないで下さい。

口元なんかそっくりよ

☆口元なんかそっくりよ
『晩春』
小津ですよ、小津。
この巨匠の映画は日常で使えるセリフだらけで、今後また取り上げると思いますが。
とりあえず第一弾として。
前後も含めて抜き出すと、こうなります。
「そうそう(ゲーリー)クーパーさんか。あの男に似てるの。口元なんかそっくりよ。(鼻のあたりを指して)このへんから上は違うけど」
映画の中では、女性が女性に男性の相手を薦めるセリフとして使われますが。
実生活では、女性が男性に同性の友人を薦めるときに効果的と思われます。
一般に、女性が同性を褒めるのは8割方、信頼できないとされています(筆者調べ)。
単純に「かわいいから会ってみなよ」と言っただけでは、男性は警戒します。
「すっごくかわいいんだから!」と言うと、よけい警戒します。
ですから、有名人にたとえて安心させてあげましょう。
例1:「石原さとみちゃんに似てるの! 口元なんかそっくりよ。他は違うけど」
例2:「多部未華子ちゃんに似てるの! 目元なんかそっくりよ。他は違うけど」
例3:「百田夏菜子ちゃんに似てるの! 耳元なんかそっくりよ。他は違うけど」

☆だが映画は理論ではない
『フェリーニのローマ』
ローマという都市そのものを主人公にした映画です。
中でフェリーニ監督が、道路などを撮影しているシーンが出てきて。
休憩中、学生たちに囲まれて、映画の狙いについて次々と質問を浴びせられます。
それらにいちいち答えず、バッサリひと言で返すセリフです。
その場しのぎの自己弁護に便利ですし、映画を音楽や絵画に代えても使えますので。
芸術家の方はどんどん活用して下さい。
例:「君のシナリオだけどね。まず人物に魅力がないし、お話が面白くない。『これは』というシーンもない。敢えて言えば、主人公と先生の魂が入れ替わるネタがあるだけ。でも、今さらそんなの使い古されてるし。よほど工夫しなきゃダメだよ」
「だが映画は理論ではない」


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