日常生活で使える映画慣用句集

日常生活で便利に使える映画の名セリフを紹介していきます。ただし、あまり真面目に読み過ぎないで下さい。

菊池君、偉い!

☆菊池君、偉い!
『明治侠客伝 三代目襲名』
加藤泰監督、鶴田浩二主演の任侠映画の名作です。
作中、やくざのお偉方が並ぶミーティングで、悪い奴が自分の都合を通そうとする。
そこで、鶴田演じる主人公の菊池が真っ当な反論を述べます。
力関係から言えば、鶴田の方が圧倒的に不利。
そのとき、丹波哲郎の重鎮が、いきなり、「菊池君!」と、呼びかけて。
クローズアップで「偉い!」と言います。
これ、実際に観ないと分からないんですけど、間合いがものすごくおかしいのです。
俺は映画館で、「偉い!」の言葉が発せられた瞬間、爆笑が起きたのを体験しました。
ちなみに丹波加藤泰は、全くソリが合わなかったそうです。
自慢気に話している人に対して使いましょう。
話の内容は問いません。
また、あえて、「菊池君」と呼びかけましょう。
例:「でさ、俺は、ももクロはあかりん時代から、観に行ってるわけ。それどころか、握手会であかりんと握手したこと、あるわけよね。あと、イーストウッドの『センチメンタル・アドベンチャー』は、ロードショー時に観てるよ? 知ってる? あれは都内では公開されなかったから、わざわざ地方まで観に行ったわけ。併映は『結婚しない族』だったよ。それから、ゲスの極み乙女についてだけど…」
「菊池君!」
「は?」
「偉い!」

☆妻の身体から出てきた他人のスペ○マ!
『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史』
えげつないセリフですいません。
石井輝男監督の猟奇路線のどぎつさを伝えるために、取り上げさせて頂きます。
ファーストシーン、主人公の解剖医(吉田輝雄)は暴行殺人の犠牲者となった妻の死体に、自らメスを入れます。
そのとき、体内から飛び散った液についてのナレーションです。
ちなみにこの映画では、最後までこの妻殺しの真相は明らかにされません。
スペ○マに限らず、白いモノをこぼしたときにお使い下さい。
引かれても知りません。
例:飲み会で、マッコリをこぼして。
「妻の身体から出てきた他人のスペ○マ!」


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